2021Program01…A.Vivaldi/マンドリン協奏曲ハ長調 RV425
【プログラム紹介〜2021】
この協奏曲は、バロック時代のイタリアの作曲家アントニオ・ヴィヴァルディによって1725年に作曲されました。原曲では、ソロ楽器であるマンドリンを巧妙に扱い、ソリスト・通奏低音・オーケストラの伴奏との相互作用で構成されています。
今回の音楽会では、ソロ・マンドリンとギター伴奏による2重奏の構成で演奏します。
第1楽章Allegroは軽快で陽気な曲です。この楽章はマンドリン作品の中でもとても有名で、映画やCMなどに多様されています。
第2楽章Largoは第1楽章のAllegroとは対照的な美しい緩徐楽章です。
第3楽章Allegroでは弦楽オーケストラがさらに活躍し、冒頭と最後のtuttiではソロ・マンドリンが聞こえないほどです。この弦楽パートの表現をより原曲に近づけるため、今回は伴奏ギターパートの編曲を工夫しました。
全体を通してバロック解釈を研究し表現することを心がけて、曲づくりをし練習しました。
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