2020Program02… ハイドン/ロンドントリオ
フルート✕マンドリン✕ギターの三重奏で演奏します。
明るく楽しいこのロンドントリオは、2本のフルート(または、2本の旋律楽器)が技術的にやさしく、初級者でも楽しめるもので、チェロ奏者よりギター奏者の方が見つけやすいのではないかと、チェロのパートギター用に編曲されたものです。
作曲者のF.J.ハイドン(1732年〜1809年)は、ウィーンのエステルハージ侯爵家で30年間学長生活を過ごした後、ロンドンを2度訪れます。若き友モーツァルトと別れて、1791年の元旦に着いたのが第1回目。1年半ばかり滞在して戻ります。その帰途、ベートーベンに師事を乞われますがそれを断り、1794年、2度目のロンドン訪問に出発します。
この曲が作曲されたのはその2度目のおりで、作曲年は1794年となっています。この頃は、作品93〜104に至る4曲作品、作品71〜77に至る弦楽四重奏曲と、ウィーン古典派の完成品と言われる曲を作っていて、ハイドン晩年の名作時代とされています。
出典:ロンドントリオフルートクラブ発行の楽譜についていた解説より。
F.J.ハイドン
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