20190907〜Program05... G.F. ヘンデル/歌劇リナルドより「私を泣かせてください」
歌劇「リナルド」の中のソプラノのアリアです。
舞台は第一回十字軍の時代(1069~1099)のエルサレム。十字軍総司令官ゴッフレートの娘アルミレーナが敵の魔女アルミーダに連れ去られてしまいます。
そこで敵の王様アルガンテがアルミレーナに惚れて口説き始めます。
アルミレーナは悲しみのあまりこのアリアを歌います。
作曲者のヘンデルはドイツ出身ですが、後にイギリスのロンドンに移り「リナルド」を作曲しました。
また、当時のオペラでは、現在のソプラノパートは、男性歌手カストラートによって演じられていました。映画「カストラート」は実在したバロック時代のカストラート歌手 ファリネッリの生涯を描いた作品ですが、そのクライマックスでは、カストラート歌手が「私を泣かせてください」絶唱し、ヘンデルは失神してしまうという場面があります。
今回は、マンドロンチェロの二重奏で演奏します。
映画「リナルド」より
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